So-net無料ブログ作成
検索選択

失神

11才のラブラドールが 月曜日の夜に、突然倒れ、
知り合いが勤めている動物病院なので救急で診てもらったそうですが 
あまり すっきりした説明がなく、納得できないということで次の日 転院してきました。
(丁度 その頃 当院では椎間板ヘルニア グレード5 の手術中で 電話はあったのですが診察できませんでした)

倒れた時は意識が数分間なく、その後 元気がなく、フラフラしているとのことで
前の獣医では
可視粘膜が蒼白
聴診で、心雑音があり 
胸部、腹部レントゲンでは腹部の出血等は無い、心臓は歳なりの状態であり、それほど顕著な変化はないので、おそらく貧血で倒れたのでしょう とのことで 栄養剤と強心剤の注射をしたそうで
腹部に出血があれば、倒れることもあり 今は心臓はそれほどでもないが、結局は心臓で死ぬことになるだろうとのことでした。


まずは、身体検査から初めまして、栄養状態良好
可視粘膜は、今は正常 心雑音はありません ただ心音が聞こえにくく、リズムがバラバラで早い
つまり、不整脈がはっきりと聞き取れます。

血液検査を始めながら、モニター心電図をつけたところ心室性頻脈の状態です。

IMG_2448.JPG
心室性不整脈が連発しており、かなりまずい状態です

血液は、白血球が少し高い程度、CKとASTが少し高いくらいで貧血はありません。(貧血で倒れてるって、どうゆう意味ですかね? 人が朝礼とかで倒れるのと一緒と思っているんですかね 訳が分からん)
胸部レントゲンで、心臓は歳なりの変化ではなく(歳なりの変化っていうのが、どういうものなのか私には分かりませんが............)
あきらかに球状になっています。

15233_130226_CHEST_3803_CL46323464.jpg
歳なりの変化????? あきらかに、まん丸ですよね
(チワワのレントゲンじゃないですからね 30kgのラブラドールですからね)

まあ ここまでくれば だいたい、普通の獣医師ならどういった状況か 推察できます。
超音波で確かめますとやっぱり心膜液貯留ですね

良く調べますと、右心房のあたりに腫瘍らしきマスがあり 心膜穿刺をして吸引しますと、案の定 血様です。

残念ながらおそらく、心臓の血管肉腫でしょう

IMG_2449.JPG
上の黒いところに液体が貯まっているのが分かります 心臓の収縮がうまくできなくなっています

救急は、短時間で適切な処置をしなければ、ならず その獣医師の経験にうらずけられた診断能力と治療技術が試される場ですが、ここまで幼稚だとね〜

いろいろ言っとけば、当たらずとも遠からずで、それで問題ないと思ってるんですかね

ぜんぜん、救急処置になっていないんですけど

IMG_2447.JPG
150mlの血様の貯留液が吸引されました みるみる心臓の動きが良くなるのが超音波で確認できました

まるっきり でたらめのあんぽんたんですね

仔犬のしつけ教室で、犬ってどうゆう生き物か 自分も一緒に習ったらいいんでないかい

トップがこれじゃ、恐ろしくも勤務医を含めてスタッフの経験も知識もでたらめになっちゃうんでしようね

しかし、心臓を圧迫され、不整脈をだしながら良く生きていたものですね

犬は強いね〜

CIMG1090.jpg
しつけ中です。 まったく覚えません 1kg超えました。



お気に入りのおもちゃのようです 振り回していじめてますが

CIMG1358.JPG


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。