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転院

5才のオスのチワワで、1週間前にだっこしていて落としてしまい、歩き方がおかしいということで、
X動物病院を受診すると、飼い主の話は無視をして、聴診をしてから胸のレントゲンを撮影し、「レントゲンでみると心臓が肥大しており、心臓が悪いので、生涯薬が必要です。」と言われ、飼い主が近所の犬も同じようなことを言われていたので疑問に思い、

別のZ動物病院へ行くと、(落としたということは、先生が怖そうで言えなかったそうです)
「心臓はなんともないが、血液検査によると肝臓のデーターが悪いので、肝臓に腫瘍があるかもしれない。1ヵ月に1回 定期的に血液検査が必要です。」
(この病院では、副腎皮質ホルモンの検査もしていました。)

と今度は言われ、歩き方が変なので痛み止めを処方されて帰ってきたそうです。
その後、元気にはなり普通の歩き方になったのですが、不安になり当院を受診したという、経緯です。

なんと言っていいものか、まずは心臓には雑音はありませんでした。
血液検査のデーターは、肝臓の数値というよりは筋肉の損傷によるものが大きいと思われるデーターでもしかすると、肝臓も損傷しているかもしれないというものでした。
病歴を考えれば判断できそうなものです、飼い主が落としたことを言わなかったということもあるのでしょうが、まあ~体を痛がって歩き方が変なわけですからね、肝臓腫瘍というのはちょっとどうかと思いますけど
超音波検査で肝臓には異常はありませんでしたので、飼い主の方も安心されていました。

転院症例は、後から診た、獣医のほうが名医になると言われています。
確かに、情報は多くなる分 判断ミスが減るということがいえるのでしょうが
ひいき目に見ても、今回の場合はどうでしょうか

X動物病院を受診したときには、もしかして外傷性の心筋炎からの雑音があったのかも知れません、しかしレントゲンで心臓肥大があるので生涯 薬が必要ですとは普通ならないでしょう 外傷性なら一時的なことが多いでしようし、レントゲンでは心臓肥大は判断しないでしようしね、だいたい、息を吐いているときにレントゲンをとれば、普通はみんな心臓がでかくみえるものです。適当にごまかしている獣医が良く使う手ですね。
心胸郭比とかいって昔はレントゲンで心臓の拡大を判断できないかと、やられていた時期もありましたが、小型犬では特に当てにならないので、今は超音波検査に取って代わっています。心臓肥大と思うなら、心臓を超音波検査をすべきでしょう。

Z動物病院では、今度は肝臓が悪い 肝臓に癌があるかもしれない
1ヵ月後に血液の再検査くらいはしても良さそうですが う~ん、落としたという病歴がないにしても、飛躍しすぎの感がありますけどね、(副腎皮質ホルモンの検査は必要ないでしよう 料金はかかったでしょうね )
だいたいそう思うなら、肝臓を超音波検査したらどうかと思いますが

どっちの動物病院にも共通することは、飼い主へおどしとも思える
恐怖心をあおってるわりには 必要な検査はせずに 一生涯の薬、毎月の検査と
不要な治療や検査で金儲けしようとしているとしか思えない行動をとっているということです。 過剰診療というより、不必要診療といったところでしょうか

全然、調べない獣医と検査をしても判断できない獣医では五十歩百歩ということでしょうが
自分で判断できなければ、他人に聞けば良いだけのことで、結構 詳しい獣医が全国にごろごろしていますけど

電話かけたり、メールしたりと 
他人の症例だと、こういっちゃまずいのかもしれませんが
結構 お気楽に冷たいこともいえますけど
「 そら、もう無理よ 安楽死だよ 」なんてね

自分の患者じゃ そうわ いきません 

ちっちゃい時から、診ていると客観的に判断できなくなってしまっていることが多いですね 
獣医学的に考えれば間違っているのでしよう

まともな検査をしない動物病院って経営が苦しい?

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新青森駅 もうすぐ 新幹線も着ますね 全国から獣医さんたち結構 青森に遊びにきているそうです
意味わかります? 恥ずかしくない診療をしましょう

5月17日 蚊を見ました [フィラリア]

5月17日 の夕方 コロナワールドの植え込みで、蚊を見ました。

蚊が出てきましたので、即 フィラリアに感染するというわけではありませんから、予防をしなくてはと誤解しないでください。 フィラリアに感染している犬の血を蚊が吸って、蚊の体内で2週間フィラリアが成長しなければ、感染力を持ちません、 ですから5月17日から14日後の5月30日にもっとも早く感染が成立すると仮定しますとそれから、50日後にフィラリア予防を開始すれば良いということになります。(フィラリアの予防薬は50日間隔で効果があるのですが、それでは忘れるということで、1ヵ月に1回というようになったのです)

つまり計算上は、7月19日(お! 海の日だ)に予防を開始すれば充分間に合うということになります。
(おそらく もっと遅くても、問題ないと思いますが)

心配であれば、7月1日からスタートしても良いでしょう。(おそらく 早い)
いずれにしても、4月、5月、6月は必要ないということです。(まったく、無駄です それよりダニの予防をしましょう)

結構な価格で予防薬が売られていますから、賢く 予防することが肝心かと思います。

自分達だけ得した、気分にならず。
恐怖を仰られて、無知につけこまれ いらぬ 出費を強いられている方に知らせてあげてくださいね。

真実を知れば、とっても損をしていたことに愕然とするでしょうが [がく~(落胆した顔)]

しかし、よくも 5月から推奨しますとか、根拠もなく[ビル]のホームページに書けるもんだよね
せこいやり方、詐欺にならんのかね (それとも無知なのか そんなことはないでしょうね だったら悪どい[ちっ(怒った顔)] )

獣医って不思議でしょ

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北里大[病院]で、診察したその日にフィラリアの摘出手術をし、その後 血栓症のため呼吸困難で当院へ来院し、やっとフィラリアを注射で駆除した犬へ イベルメクチン(フィラリア予防薬の一種)をミクロフィラリアの駆除の目的で投与したところ、過敏症から好酸球性皮膚炎をおこしたので、確定診断のために麻酔をして皮膚バイオプシーをしているところ(正当な理由でステロイドを使いたいから)

なかなか、フィラリアにかかると大変でしょう

nバブル オゾン 水

この季節になりますと、犬の膿皮症(皮膚の細菌感染)が増えてくるようです。

もともと、犬は皮膚の感染症に弱いようで猫に比べると格段に膿皮症が多いです。
抗生物質とシャンプーでだいたいは、おさまりますが再発も多く、マラセチアという酵母様の真菌(カビ)が併発したり、ステロイドを痒み止めと称して使用されていたりしますと、なかなか大変です。
さらに、膿皮症の場合は抗生物質の量が普通の感染の場合に比べ2倍~3倍もの量を投与するのが常識ですが、けちくさく少ない処方量をされていたりしますと、あっというまに薬剤耐性になって抗生物質が効きにくくなってしまいます。(抗生物質のテストをしなければならず、さらに大変です)

ステロイド+抗生物質というのが、20数年前はどこでもやっていましたが、今 こんな治療をしますとバカと呼ばれます。 治らないようにするために薬を処方しているようなものです。

アトピーがあるのなら、まず皮膚の感染をとって、それからステロイドを使用するかどうかと検討すべきです。

ともかく、 安易に痒み止めと称した ステロイドをアレルギー検査もなくもらうのはやめましょう。
一時的に効いているようにみえるだけで、副作用のために苦労するだけですので、本当に必要なときのみ使用するようにしてください。 

 だいたい、回ってくる動物の薬の処方に、何の薬か 名前が付いていません
消炎剤とか下痢止めとかかれている程度で、 プレドニゾロン(ステロイド) タリビット(抗生物質)なんて薬剤名はまったくありませんね いままで1回もみたことありません
不思議ですね、よくそこまで信心深く その動物病院を盲信できるものなのか それに比べるとうちの患者はうるさいですね ちよっとでも間違おうものならすぐ電話がきますからね びくびくもんです

でもそれが、真剣になっていれば普通の感情だと思いますが、インフォームドコンセントなどなく信じるものはなんとかということでしようか えらいもんだで、医原性クッシング(ステロイドのやりすぎ)で今月も2頭 治療しています。 痒みが一時的にひいても、後々 感染がコントロールできなくなり大変なめに会うんですけどね

やさしい言葉で 痒みをとめてあげますよ(ステロイドでね)
こんな獣医は犬のことも考えられなくなるほど 膿皮症にステロイド の魅力にとりつかれているとしか思えませんね

食事も、低アレルギー食とかいってやたらと 牛に豚にと血液のアレルギー検査をう呑みにして処方されてそれを信じきっていますが、血液のデーターは食事の場合 ほとんど合致していないんですけどね
唯一、一箇所の検査所が犬でおそらく ある程度 信頼できると言われていますが それも食事テストをして始めて、確定診断ということになるのですが、 そこまでしていますか?
適当に、低アレルギー食をたべていれば安心と思っていませんか
食事、アレルギーは思ったほど、多くないというのが現実です。
ですから、低アレルギー食も本当に必要な動物だけ食べれば良いのですが、 うちの犬はアトピーでって ほんとですかね?(処方食は保険 対象外ですからね)

最近、nバブル オゾン 水というものを膿皮症に使用し始めましたが なかなか良いようですね
臭いも取れるし、抗生物質の効果も高くなっているような感じです
ようは、汚れを根こそぎ毛穴からもこすることなく除去できるから、肌が清潔になるからいいんでしょうね
50万近く、器械の値段がするので、1回 いくらでやろうかということで慢性皮膚病の犬の飼い主と相談したところ、1回1000円なら 続けられると言われてしまい
現在、その料金でやっています。
週に10頭前後で 1ヵ月 4万円 諸経費をいれたら 元をとるのに1年以上かかる計算になります
こんな器械、2年も もつんでしょうか?
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まあ~ うちの 洗ってもくさい プードル(サダハル)が週一回のnバブルとシャンプー(メリットシャンプー 人用)でフルーティーになりました。

それだけでも、いっか

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 バブルバス 入浴中

椎間板ヘルニア 3 [犬 椎間板ヘルニア]

ついさっき、午後5時頃 11才 メス のダックスフント (しかし、本当にダックス、ダックス、ダックスだらけですね)が椎間板ヘルニアとのことで、紹介されて来院しました。
昨晩から、突然 歩けなくなったとのことです。
神経症状は クラスⅣで 排尿困難が出ていました。 深部痛覚は良好です

早速、CT撮影をして病変部を確認し、そのまま紹介獣医師とともに手術をしました。
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脊髄神経は肉眼では、問題はないようで椎間板物質も充分とれました。
やれやれです、手術時間は約1時間で、済みました。 最近 手術時間がスピードアップ(脊髄に触れないよう、慎重にやっていますよ)してきたのは、CTで撮影した手術部位の骨の画像を、手術室のモニターに表示しながらやっていることが、役に立っているようです。
実際の場所と、対比しながらやっており切開部位を最小限でやっているので、出血も少なく 小さい切開部位なので出血してもすぐコントロールでき、視野の確保がされてそれだけ早いのだと思います。 (拡大鏡も20万もしたし 軽いでも高い しかたないか )

やっぱりCTはなにかと便利です。
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毎回 手術が終わるまで、今回もうまくいくのかと 以外と心配になります。
次の日、前日より 良好だと さらに安心します あまり変わらないと 何か手落ちはなかったのかとあれこれ考えてしまうものです。
まあ、今回は大丈夫でしょう 早期に手術もしていますし、進行はゆっくりのようですから

なぜ、早く 手術をしたほうが成績が良いかと申しますと

そのまま状態が続くと脊髄圧が上昇した状態を何日も持続させることになり
水腫となり、軸策が消失し、神経膠症(神経がぺらぺらになること)になっていきます
機能が喪失していくということです

また、 検査は何日 手術は何日と何回も麻酔をすることも、脊髄には良くありません
麻酔をすることで、血圧がさがり脊髄に障害を与えます ですからもちろん長時間の麻酔も良くありません 
検査から手術修了まで、なるべく短いほうが、良いのです
術後の血腫もいけません ですから出血がないほうが良いのです
大きな、切除術も良くありません

それだけ、脊髄神経はデリケートだということです。
エアードリル(超高速ドリル)も使わず、ロンジュール(骨切除カンシ)でバキバキなんてもってのほかです。

ようは、発症したらなるべく早く 検査から手術まで短時間で連続して丁寧に最少の傷でおこなうということが重要だということです。

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なかなか、難しいでしよう でも手術するなら当然 遵守すべきことです。
それらの知識と技術、体制があって始めてするべきなのが、椎間板ヘルニアの手術なのです。

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(取れた椎間板物質の一部です、半分以上は吸引器ですってしまいましたが、それでも3~4mm程度の小片です)


チワワの子宮蓄膿症 [子宮蓄膿症]

昨日 子宮嚢腫で入院した腹部痛の強かった 5才 メスのチワワは今朝 手術を終えました。 やはり、子宮蓄膿になっていました。

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一晩かけて、脱水を補正して水和状態を保ち、術中は血圧が1回66mmHgまで落ちましたが昇圧剤で正常になり、術後の覚醒も穏やかで、まあ~なんとかなったかなといったたところです。 子宮蓄膿症で敗血症までなっているときは、非常に血圧の管理が難しく死亡する例も まれではありません。 ですからなるべく早く手術すべきやはり救急疾患のひとつです。 だいたいこの犬の場合は、膣が大きくなっており それだけでも疑いをもつべきところなんでしょうが、まともな身体検査なんてしていないってことなんでしょうね。
たんなるパフォーマンスの診察で診察料をとるなんて、とんでもないことです。

こんなの氷山の一角にすぎないんでしょう

考えようによっては、このチワワは運が良かったのかもしれませんね。

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術後の鎮痛療法で、穏やかに今はしています。

術後の疼痛管理は、重要ですね 痛みがないほうが体へのストレスを減らしそれだけ回復が早くなるそうです
なにより、痛くないことにこしたことはないでしょう

疼痛管理をすることが本当の意味で、動物にやさしい治療ということが言えるのではないでしようか
どう 思われます?

腹部痛 [子宮蓄膿症]

今日 5才、メスのチワワが腹部痛と排便困難と嘔吐、食欲不振、元気がなく、動かないとのことで、午前中、他院を受診したが、午後からその獣医師が不在になるのと(5時からは普段道理に診察するとのことのようですが)、元気が全然もどらないのでと転院してきました。

午前中にいった動物病院では、そのとき熱が40.度あり、(現在39.1度) 腹部痛が強かったとのことですが、特に検査らしいものもせず、痛み止め、抗生物質の注射をし、プロナミド(腸管運動改善薬)とタリビット(抗生物質)が7日分処方されていました。

当院を受診した際は、元気がなく、体はほてり(耳での測定では39.1度、)腹部をかなり強く痛がり、触診は不可能な状態でした。 これほどおなかを痛がるのは尋常ではないので、腹部レントゲンと超音波検査をしたところ、卵巣が腫大し、子宮嚢腫(膨れ上がっていました)になっていました。 血液検査では白血球が増え、肝臓がダメージを受けていました。血液の凝固時間も少し延長しており、状態はあまり良くはないので入院させ点滴をはじめました。
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飼い主は泣いてしまいました。
まあ~、そうでしょうね 腹部痛が触診もできないほど強く、元気がなく、熱があり、吐き気もあるのになんら検査もせず、とりあえずと 胃腸器疾患への対症療法で済ませ、しかも1週間分の薬の処方とは恐れ入ります大先生といったところでしょうか?
この裏ずけのない、自信過剰な治療はどこからくるのでしょうか?
午後、用事があるから、適当に済ませとけってことでしょうか? 
ちょっと、手間をかけて病気の原因を確かめるというその気持ちがないのでしょうか?
これじゃまるっきり素人の診療ですよ 動物と人にやさしくない最低の環境の動物病院だと思うのですが、勤めている皆さんは何にも感じませんか? そう あなたの動物病院ですよ と言っても 、もう心は麻痺しているのかな

椎間板ヘルニア 2 [犬 椎間板ヘルニア]

ゴールデンウィーク中の4日の日に椎間板ヘルニアで緊急手術をした症例です。病態のクラスはⅣ~Ⅴの間くらいで、深部痛覚がかすかに残っている程度?、引き込み反射の亢進(痛みの反応としてではなく、後ろ肢をつまむと反対の肢が反射的にケイレンしながら伸びる状態=脳からの支配が切れている状態を示しており良くない徴候です)が現れており、さらに尾もかすかに動く程度で排尿困難もでてきていてあまり良くない状態です。
しかも発症からまだ12時間程度でここまで急激に進んでおり、かなりまずい状態でした。
プレーンのCT撮影では、病変部は写らず、造影CTをして位置を確認しました。

レントゲンより、位置関係がはっきり分かるのは、3D-CTの強みですね。
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すぐ、緊急で手術をしました。術後1日目から、自力排尿ができ、尾を力強く振るようになり、深部痛覚も少しましになりました。引き込み反射の亢進もなくなりほっとしたというところです。術後2日目はさらに良好になり、痛み止めも効果があるのかだいぶ楽そうです。
術後3日目つまり今日ですが、正確には2日半(4日の1時から手術をしたので)少し支えると後ろ足でもう立っています、そのままはなしても数秒なら自力で立っています。

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すごいもんですね、やっぱり手術するなら とっととやるべきなんですね この目覚しい回復、1日ごとに良くなっているのが分かってうれしいもんです。
今日、退院予定です、自宅で自由に歩かせてもらいます。そのほうが犬もリラックスしますし なんといっても、飼い主が一番リハビリを積極的にしてくれるというデーターもあり、術後の回復が早いとのことです。
私の行っていた動物病院(アニマルメディカルセンター)では、今は術後1日で退院させるそうです。 さすがに次の日の退院は勇気がいりますが(術後の痛みのコントロールや脊髄軟化症が心配で)、かなり良好とのことです。
ようは、椎間板ヘルニアの時は手術するならなるべく早く手術をして、犬を楽にしてあげたほうが、回復がすみやかになるということでしょう。
だらだらと、手術まで時間を引き延ばせばそれだけ時間がかかり、いらぬリハビリに手間がかかるということでしょう。 1ヵ月も入院させるなんてところもざらにあるようですが、こういった、プロトコールを実施すればよほどのことがない限り不要な治療(無駄な経費)ということが言えるのではないでしょうかね?逆に言えば、だらだらと引き延ばしたことで悪化を招いて、リハビリだなんだといって、治療費を要求する新手の詐欺でしょうか?
椎間板ヘルニアの手術をすぐしたからといってすべてが、うまくゆくとは限らないかもしれませんが、いろんな獣医師の話を聞きますと手間のかかる例は少数だということが言えます。

たくさんの情報があふれかえっている時代です。
正しい情報を、得て さあ~、かしこい消費者になりましょう

発作

ケイレン発作を何度も突然起こして、来院した老齢のゴールデンレトリバーがいまして、神経学的検査をしても、どこも異常はなく、甲状腺の異常もなく、コルチゾール値がクッシングにはボーダーライン状で、超音波でも両側副腎は肥大というにはぎりぎりの大きさ、もしかして脳下垂体の巨大腺腫なのかもということで、デキサメタゾン抑制をするより(結構あいまいな結果が多いので)、CTがあるので直接、血管造影で画像診断したほうが脳に異常があればわかるだろうし、診断もはっきりするだろうと検査してみたところ。
脳下垂体には、異常はなく脳にやはり腫瘍らしきものがみつかりました、画像だけから確定はできないのですが、おそらく髄膜腫ではないかと思われます。

発作がない時は、全く正常で運動機能も顔面の麻痺もないのですが、(人とは違い頭痛の評価までは難しい おこしているのかもしれませんね)やはり脳内に異常がありました。
飼い主と相談したところ、放射線治療までは望まないとのことでケイレン発作を薬で抑制して様子をみていくこととなりました。

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ケイレン発作の原因がCTだけですべて分かるわけではないのですが血管造影である程度、判断できるものも多くあります。さらにということであればMRIで調べれば良いのでしょう。(脳炎などは特に)  今までですと、やはり大学までは遠いということで精密な検査は敬遠されがちでした。(そらそうでしょうね、発作をおこしているのに長距離の移動を強いるのも酷というもんです) 近場で検査可能となれば何かと便利かとは思うのですが、CTを導入して5ヶ月目ですが、未だ市内の動物病院からの紹介は0です。

CT検査をする症例は来院されていないのでしょうか? それとも必要性を感じない?

他県の話を聞きますと、紹介は多いよと言っていましたが、ここは他の地域とは、
だいぶかってが違うようです

不思議の国の 青森の動物医療事情  といったところでしょうか 

フィラリア予防の季節がきました 今年も血液検査をしましょう [フィラリア]

5月、6月になると、フィラリアの予防がどこの動物病院でも始まります。

(当院は7月からですが、 青森では充分問題ありません、どうしても不安になるのでしたら6月から始められても良いでしょう  フィラリアの予防薬は感染した1ヵ月後に駆除する薬ですから 6月に始めれば5月の感染の分ですし、5月でしたらなんと4月の感染の分です 4月に感染があるとは、到底考えられませんから5月から予防する意味は全くありません。 5月に感染する可能性もほとんどないでしょうですから 7月からでいいのですが、どうしても不安なら、6月から5月にも感染があると仮定して駆除してみてはいかがでしょうか)

 フィラリアの予防の前には、血液検査で感染の有無を確認してから投薬を開始してください そうしなければ死に至ることもあります。

なんて、どこの動物病院でも、まず血液検査を薦めます。 はたして本当に必要でしょうか?

今まで、フィラリアの予防をしていなかった、犬は検査を受けて感染の有無を確認する必要があるでしょうが、 前の年 しっかり予防をしていた犬に検査の必要性があるでしょうか?
アメリカ犬糸状虫病学会 (アメリカ ハートワーム ソサヤティー)の指針に従えば、必要ないということになります。
どうしても、神経質な飼い主の場合は3年に1回検査をすれば良いというのがガイドラインになっています。
そらそうでしょう、フィラリアの予防薬をきちんとやっているのに検査が必要ということになれば、予防薬はいい加減なものと言うことになってしまいます。ですから、毎年検査をするということは、自分のとこでだしている予防薬は効果がないかもしれない、でもやっといたほうがいいよと言っているようなものです。 予防していればフィラリアは大丈夫と言われてませんか? 毎年フィラリアの検査をするってことは矛盾していることになりませんか? 予防薬をやっていて1%感染するかしないかというのが、ほぼ通説になっています。

つまり、しっかり予防を前年にやっていたならフィラリアの検査は必要ないんです。
(それに、フィラリアに本当にかかっているかどうかを血液検査だけに頼っていては、見落としてしまいます。
レントゲン検査、超音波検査、それと病歴から総合的に判断して、前年 予防をしていなかった犬は、必要なら、フィラリアの駆除をするべきです。 血液検査で抗体が 陰性だからといって予防薬を始めると齢をとってから突然、フィラリア症が発症することがあります。 正確には、フィラリアの後遺症とも言うべき肺動脈血栓塞栓症になってしまいます。 )


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3才から、フィラリア抗体は 陰性ということで毎年予防をきちんとしていた犬で16才の時、突然肺水腫を起こし死亡した犬の 肺動脈につまったフィラリアの死骸に起因する血栓

健康診断も兼ねてという、獣医師もいますが血液検査だけで病気がひっかかりゃいいですがね 
うちの病院では定期的な健康診断の検査として腹部超音波検査をしていますが、血液検査には異常がないのに、超音波検査で肝臓癌が発見されて手術したという例もあります。

だから、健康診断として血液検査だけというのもあまり意味がないと言うことになってしまいます。

だいたい、ハートワーム ソサヤティーの指針に逆らって、毎年 フィラリアの血液検査をするのも、どうかと思いますが。

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