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脊椎腫瘍 [腫瘍]

15才の コーギーが 左後ろ足の不全麻痺で来院しました。
神経学的には クラスⅢ度で、まあ~なんとかふらふら歩ける状態で、椎間板ヘルニアでも起こしたのかと、内科的に管理して様子をみていたのですが、1週間でクラスⅣ度まで神経症状が進行してしまいました。 これはまずいということでCT検査をして椎間板ヘルニアなら手術をと、調べてみましたら、なんと 胸椎の3番目が腫瘍に侵されているではありませんか。 レントゲン写真では、言われればそうかもと思える程度の変化しかありません。
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これは、CT検査をしなければ、診断はかなり難しいと思います。
脊髄液も正常で、(脊髄内の病変ではないからでしょう)臨床症状も(痛みもあり)椎間板ヘルニアと区別付きませんでした。
なかなか、難しいものです。
誤診を防ぐツールとしてCT検査が役立つということでしょう。

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中耳炎の診断も、なかなかレントゲンだけでは困難です。中耳炎によるドライアイもあり、原因を確かめるには、こういった検査をしないとわかりませんし、なかなか正しい治療には結びつかないということになってしまうのでしょう。

しかし、今回の症例は残念です、老齢の場合は腫瘍の可能性を考えなければならないということでしょう。

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